岡山発電所
(岡山県)

重塩害地域における再生可能エネルギーの発電

岡山県岡山市東区に所在する当発電所は、約100kwp(DCベース)の発電能力を誇り、再エ ネ特措法に基づく設備認定IDを取得しています。売電単価は39.6円(税込)/kwhで中国電力株式会社様(一般電気事業者)に対して販売しています。運営・管理は自社の有資格者が中心となりO&M業務を実施していますが、当発電所に隣接する形で総合計500kwp(DCベース、当社発電設備分を含む)の太陽光発電所を当社と懇意にする地元法人様等と協力・協調し運営することで、重塩害地域における太陽光発電所の維持・管理コストの低減を目指しております。

重塩害地域に対応した国産で唯一のパワーコンディショナー(PCS)

重塩害地域での使用を前提として設計されたオムロン株式会社のPSC(形KP55M-SJ4)を採用することで、通常は太陽光発電所の建設が困難な地域でも事業化に成功

近隣太陽光発電事業者と共有システムを構築

日照計・温度計・発電量のリアルタイム監視に加えて、観測データと想定発電量の乖離を分析するアルゴリズムにより発電アラートを発信。

近隣事業者と共通システムを導入することによる初期コスト削減に加えて、相互監視によるシステムエラーの早期発見に貢献することで、メンテナンスコスト最小化を企図。

広大な事業用地を活用

事業用地は水門湾に面した埋立地(6,400平米超)で、住宅等の建設に向かいないことから、長年に亘り活用されることがなかった未活用地。

土地の大きさを鑑み、単結晶パネルに比較して安価で経年劣化が少ない250w多結晶パネル(60セル)を採用したことに加え、傾斜角20度でも影の影響受けない間隔に太陽電池モジュールを配置することで経済性向上に寄与。

環境貢献(2024年12月末)

0Kg-CO2
二酸化炭素排出削減量